No.271 湯船山、不老山 (2011.7.11)

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(記録:世義)

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入梅時期今回の計画も半ば諦めていたが二日前の梅雨明け宣言後晴天が続き強い日差しの下、予定どうり駿河小山駅に8:30、4人が集合しタクシーにて標高900mの明神峠に8:50に到着した。車内では運転手が昨年の台風の影響で河川山崩れ等の復旧作業が今尚続いていてその傷跡が今もそのままの状態の所があると言う話をしてくれた。

  
  

yubune_2.jpgリーダーのもろもろの注意事項の後今日は時間があるのでゆっくり登りましょうと9:00に出発する。ヒルに注意しながら春ゼミの歓迎を受けて10:00湯船山に到着する。標高900m以上になると平地では味わう事が不可能なさわやかな風が我々を後押ししてくれる。山登りの醍醐味の一つで有ろうと思うし疲労回復剤としての役目もある。その気持ちの良い風のある広場で大きなブナの木の根元に腰を下ろして贅沢なダイニングルームといった感じで昼食を10:40にとった。

yubune_3.jpg元気取り戻して11:00不老山に向けて歩き始める。歩きながら逢坂峠なのか峰坂峠なのかとか大室山や加入道山などを眺めたり6月に来ていたらこの辺特産のサンショウバラはさぞかし綺麗なんだろうなとか思いながら尾根の登り降りを繰り返し不老山に到着したのが12:50。更に先に進むと炭焼き小屋の標識がありそこから毎日1時間以上かけて学校に通っていた少年がいたということをリーダーが話してくれた。

14:00第一鉄塔を通過し10分後第二鉄塔を通過して直ぐに地図にも載っていない高さが10―20mもあろうかと思われる滝が現れた。思いがけない恵みの滝であった。名前は分からなかったが民家の方に聞いたところ(ジンジの滝かバンバの滝)ではないのかとの事であった。

yubune_5.jpgそこから10分程行ったところに「神縄断層」と言う左側の本州の土地に右側の当地小笠原諸島近辺にあった伊豆半島のしまが近づいてきて衝突してできたと言う断層があった。50万年から100万年前と表示して有りましたが今でも丹沢の山を持ち上げているらしい。民家の前に湧き水が出ていた。そこの叔父さんの説明では年間通して16℃でオンザロックで飲むウイスキーは格別だと言っていた。生土の登山口に来た。丁度15時で風呂に入ってビールで生き返りましょうと早足で小山町の社会福祉会館に行ったところ今年4月で風呂は廃止しました、との事で何事も上手くはいかず残念無念でした。

yubune_6.jpgけれども今回の山行は梅雨明けの晴れ渡った天候の下、美味しい空気と水や思いもしなかった滝に出会い、また歴史的な断層やより現実的な自然災害の爪跡等々生の実感を味わうことが出来たので、有意義で満足できるものでした。 感謝!

  • 歩行時間  9時?15時   6時間(休憩時間約1時間含む)
  • 万歩計   22000歩
  • 費  用  タクシー代  4500円+電車運賃
   

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