No.262 馬立山(797m)・神楽山(674m)山行記録(2011.1.25)

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Umatateyama_4.JPG(記録担当 昭二)

 閑散とした猿橋駅に計10名の老々男女の元気な姿が集合した。山に囲まれて特に冷え込みが厳しく感ぜられるが、清々しい空気を体一杯に吸い込み、勝巳さんをリーダーとして8時30分出発した。道の植え込みや畑に残る野菜にうっすらとかかる霜や、行く道の所々に残る雪が、さすがに今冬は常な寒さだと実感した。

Umatateyama_1.JPG 新しい道路ができ、従来の登山道が付け替えられたのか、半信半疑ながら車道脇にある「九鬼山」とある案内板を頼りに細い山道を急登した。予想どおり従来の尾根道へ出る。ここから岩混じりの道を登ること約1時間強で神楽山分岐へ出た。3分で山頂へ立つもテレビ用受信アンテナが設置されて狭い山頂がさらに狭く感じられる。三等三角点の山だがアンテナを支えているワイヤーが邪魔になり、どうも興ざめの感がしないでもない。まあ、受信状態を良くするのなら已むを得ないのかなとも思うのだが......。

Umatateyama_2.JPG しかし、眺望は抜群で滝子山や雁ヶ原摺山さらに小金沢連山の黒岳など冬枯れの様子を思う存分アピールしている。

 ここからはヤセ尾根と岩場を巻くルートをとり、アップダウンを繰り返しながら、御前山(厄王山)を経て、木々の間や眼前に聳える雪煙を挙げている富士山に歓声をあげながら進む。時折冷たい風が吹いて今は冬だったと思うぐらい実にポカポカした陽気だった。

Umatateyama_3.JPG 東の集落の中を一直線に突っ切るリニアモーターの実験線や北に見える大月の町を眼下に見ながら、遙かに望む雲取山の姿に目を奪われながら、最後の急な登りが「馬立山」だ。到着時間は11時50分と出発から約3時間半の行程だ。山頂は細長く展望はない。

 ここからは一気に田之倉駅を向けて下山するが、途中の札金峠の方へは行かず、昔あったと言う登山道を進むと言う。

Umatateyama_7.JPG 藪こぎを覚悟していたが、意外にもはっきりとした道がついており現在も利用されているのだろう。勝巳さんから渡された目印の黄色の紐を付けるほどでもない。それでも頻繁に利用されてないのか、灌木の小枝や茨の棘などが顔や手に纏わり付いて少々難儀をした。

 降りきったら「九鬼山登山口」との案内板があったのも頷ける。

Umatateyama_9.jpg 若干休んで田之倉駅へ着いたら早々に電車がきて慌ただしく乗車をして大月へ出た。駅では、今回2年ぶりの参加だという玉置さんが参加人員分の缶ビール10個を購入してふるまってくれた。それを寒風吹くホーム上で飲むが約20分後の電車までの待ち時間ですっかり冷えてしまった。それにしても善右衛門さんも参加して山行中は和気藹々とおしゃべりしながら、いつものことだが勝巳さんのペースで疲れを感じない山行だった。

Umatate_trace.jpg 厄王山は麓にある「厄王神社」が名前の由来か?「馬立山」などの名前の由来は判明しなかったものの、手頃なハイキングコースと言う印象が深まった。

  • 日時:2011年1月25日 快晴
  • 参加者
    孝儀、善右衛門、勝巳、才美、伊久枝、昭二、一朗、昭、幸子、吉生、以上計10名
  • Umatate_altitue.jpgコースタイム:(着/発)
    猿倉駅(/8:30)――登山口――休憩(9:15/9:25)――分岐(9:45)――神楽山(9:50/9:55)――御前山(厄王山)(10:25/10:35)――食事(11:05/11:30)――馬立山(11:50/12:00)――札金峠(12:10)――(尾根を直進)――九鬼山登山口(13:25)――田野倉駅(/13:33)――(富士急:210円)――大月駅(13:45/14:12)――(JR高尾行き乗車)――高尾駅――八王子駅(15:00/)(解散)

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このページは、akirafが2011年1月27日 09:05に書いたブログ記事です。

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