最初に訪れたブラフ18番館はもともと山手カトリック教会の司祭館で、平成5年にイタリア庭園内に移築復元され、館内では大正末期?昭和初期の暮らしを再現しています。"ブラフ"とは切り立った崖という意味だそうです。2Fのダイニングは感謝祭のテーブル飾りがきれいにしつらえてあ りました。
イタリア庭園を通り外交官の家に行きました。
ガーデイナー設計により渋谷区南平台に建てられた外交官内田邸を移築したものです。戦後アメリカ軍に接収されたときに壊れたステンドグラスも今は綺麗に修復されています。
山手カトリック教会のステンドグラスにはプラハの妃の告白を王の命令に背いて洩らさなかったために殺された神父の話が描かれていました。
ベーリックホールはイギリス人べリックの邸宅としてモーガンの設計により昭和5年に建てられたものです。私達が訪れたときに丁度一組の男女が邸内で結婚式の写真を撮っていました。
エリスマン邸は大正15年に建てられたもので、現在の場所へは平成2年に移築されましたが、移築場所は元の場所の雰囲気になるべく近い大きな木に囲まれた場所を選んでいます。
横浜の外人墓地の特徴は宗派を問わないということです。現在は8~9割が無縁だそうです。
横浜イギリス館は昭和12年に総領事公邸として建てられました。丸窓を使用したところ、スリーピングポーチのあるところなどが特徴的です。使用人棟との天井高の落差が印象に残りました。
山手ゲーテ座のゲーテとは、かの有名なドイツの文学者ではなく、「陽気な」という意 味の英語「Gaiety」からきたそうです。
港の見える丘公園では80種、1100本のバラの花壇に囲まれ、一部はまだ見られました。ここから横浜港やベイブリッジが一望できます。
山手111番館は大正15年に公私間の書記官として建てられたスペイン風の赤瓦と白壁が美しい西洋館です。
最近改装されたアメリカ山公園はエレベータで横浜中華街駅まで降りる事が出来ます。
中華街に着いたのは13時ちょっと前、昼食は中華街で孝儀さん紹介の「心龍(シンロン)」という店でそれぞれが好きなものをいただきました。ここは本当に安くておいしいお勧めの店です。
その後全員で開港資料館に向かい特別 展「コスモポリタンの1世紀」を見て14時45分解散しました。4人はそこから「みなとみらい」の大通りを経由して横浜駅まで歩いて帰りました。
- 参加者:
善右衛門、勝己、伊久枝、昭、吉生、博子、以上6名
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