久しぶりにお天気の心配をしないで、予定通り7時29分 八王子発の特急スーパーあずさに9名全員乗り込む。一時間足らずの乗車だが、車窓からは新緑というよりはむしろもう青葉若葉で、田植えの終わったばかりの田圃が清々しい。
石和温泉からジャンボタクシーで日向坂峠(1480m)へ。途中スズランの群生地、と言う標識が幾つもあり、魅力的だが、今回は先を急ぐのでパス。 予定通り9時10分、日向坂峠に到着、朝礼のあと出発。
第一のピーク、府駒山(1562m)を過ぎ、落ち葉ふかふか、新緑の緑のアーチの、風薫る気持いい尾根道に、鮮やかなオレンジの山ツツジ、ピンクのミツバツツジがあちこちに咲いていた。カジカかしら、と思ったのは、春ゼミで、生息高度が限定しているらしく、ピークを上り下りする度に鳴いたり止んだりしていた。
目の前にきれいな三角形の釈迦が岳が迫ると、ここからは一変急坂。皆、慎重に両手を使ってよじ登る。20分程で釈迦が岳(1641m)山頂に10時30分到着。余り広くない山頂からは、天辺だけ少し雲に隠れて富士山が大きく見え、ぐるりと御坂山系を見晴らし、眼下に石和温泉を見下ろす。
予定より早く到着した為、記念撮影だけして、10時40分、下山開始。今度は急な下り。太いロープを伝ったりして、やはり20分ほど結構な下り。きれいな三角形の意味を実感。
次の、ちょうどいい石や木陰のある小さな丘でランチ。振り返ってきれいな釈迦が岳を見て、「結構、急だったものねー」と、思いがけず感動。
再び、気持ちの良い尾根道を行く。眼下に黄緑色の樹海、という感じで、良い季節を実感。 神座山、黒打ちの頭、イッポチ峠(トビス峠)、と、ピークを幾つも超え、林道を下って、ほぼ予定どうり、13時、桧峰神社に到着。
天然記念物、周囲7mの大杉を見、美味しい名水を頂き、神社を後に。 タクシーの迎えの桧峰神社前バス停まで、あと1時間、という段になって、故障者が出て、少々みんなの足並みが揃わなかったが、14時20分、何とかタクシーに乗り込み、急いで、かんぽの湯へ。 気持のいい温泉で、結構な汗を流し、ゆっくりと美味しいビールを頂き、皆ご機嫌 で、石和温泉16時15分発の特急に乗って帰路に着く。 お風呂に入っている間に、天気予報どうり激しい雷雨があったが、私達に被害はなく、運のいいことだった。
お天気に恵まれ、季節も良くて、お陰様で、気持の良い山歩きが出来ました。有難うございました。
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