No.242 城山(563m)新年山行(2010.1.8)

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Shiroyama_1.JPG(記録担当 茂) 

2010年健ハイ最初の山行。「城山」は健ハイでは何度か行っている所らしいが、小生は初めてのコース。しかも5ヶ月ぶりの参加で、低山とは言えやや緊張した気分で湯河原駅からのタクシーに乗り込む。

Shiroyama_2.jpg 来る途中電車の中からは富士山が雲一つなくくっきりと見え、風もなく穏やかな冬の陽光が、幸先の良い山行を予感させてくれた。

 幕山公園でタクシーを降り歩き始める。途中には梅や桜の木が植えられており、紅梅がちらほら咲いていた。しばらくすると結婚記念に桜の木がたくさん植樹された一角があり、季節になれば一寸した桜の名所になるかもしれない。

Shiroyama_3.jpg  1時間半ほど歩いて「ししどの窟入口」に着く。何度か来た人はここで休憩。初めての人だけで少し離れた「窟」を見学。ここは今から約800年前に、平家との戦いに敗れた頼朝主従が隠れたと言われる巨大な石窟である。窟の中にはたくさんの石仏や石塔が安置されていた。

Shiroyama_4.jpg ここから15分ほど歩くとバス停。バス組の小野さん夫妻がすでに到着して合流。持ってきた鍋料理の荷物を分散して城山山頂を目指す。10時55分に城山山頂着。天気が良く相模湾が一望出来たがここは素通りして5分ほど下った、芝生のある「ピクニックランド」へ。

  Shiroyama_5.jpg さっそくカモ鍋料理の準備にかかる。手慣れたものでアッと言う間に美味しそうなカモ鍋が出来上がり、おもいおもいに持ってきた手料理を広げ、ビール、ワインなどの飲み物で乾杯! こんな所でカモ鍋が食べられて、適度なアルコールも飲んで最高!幸せ!

 そうこうするうちに、一寸したアクシデントがあり遅れた岡田さん夫妻も到着し、あらためて乾杯!カモ鍋に舌鼓を打ち、各自が持ち寄った料理もご馳走になりお腹いっぱい。話もはずむ。

Shiroyama_6.jpg  一休みしながら周りを見渡すと、眼下には真鶴半島が、さらに相模湾に浮かぶ初島のはるか向こうには伊豆大島が見え、利島、新島も見える。その間にはうっすらと三宅島の島影が見えた。よほど天気が良い時でなければ、三宅島が見えることは無いそうだ。

 13時30分、全員で記念撮影後下山開始。途中には「かぶと石」とか「立石」とかの説明看板があり、このコースが源頼朝にまつわる歴史街道なんだとつくづく感じた。ミカンや甘夏などの木が点在する道を通り抜け、城願寺の境内で最後の休憩。ここには樹齢800年と言われる「びゃくしん」(常緑、ヒノキ科)と言う木がある。幹の太さと言い、その異様な格好と言い、樹齢800年とは思えない力強さが感じられた。国の天然記念物に指定されている。

 10分ほど歩いて湯河原駅へ。15時23分発の電車で帰路につく。

 久しぶりの健ハイ山行だったが、頼朝伝説の歴史ある散策コースに触れ、天候にも恵まれ、なによりも山頂で美味しい鍋料理に堪能して大満足の1日だった。

  • 参加者
    洋子、善右衛門、恵美子、龍太、美保、勝巳、伊久枝、茂、昭、吉生、幸子,以上計11名
  • コースタイム: (着/発)
    JR湯河原駅(8:15/8:20)――(タクシー)――幕山公園(8:05)――吉浜財産区記念碑(8:50/8:55)――途中休憩(9:30/9:40)――ししどの窟(9:55/10:05)――ししどの窟バス停(10:20)――城山山頂(10:55)――城山ピクニックランドでカモ鍋(11:05/13:30)――城願寺(14:45/15:05)――湯河原駅(15:10/15:23)――(解散)

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このページは、akirafが2010年1月11日 10:41に書いたブログ記事です。

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