No.240 不老山(928m)忘年山行記録(2009.12.18)

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Furosan_3.jpg(記録担当 勝巳) 

 総会の翌日8時30分宿を出発、半分はそのまま直帰。残り9名は登山に向かう。山は、すっかり冬支度が整い、沢音が寒風に混じる。葉の落ちた森を透かして真冬の厳とした富士が控える。

Furosan_2.jpg 5時間歩いたのに、他の登山者には誰一人として遇わない。大した登りもなく、緩やかな起伏の静かな忘れられた山である。途中、「湯船山」という山が個人が建てた道標によると原生林の立派な山とのこと一度訪れてみたい。道は北側で多少の霜柱があったが、思ったより気温が低く、南側の太陽による霜の溶け具合もさほどではない。おかげで、珍しく、誰一人転んだり躓いたりした人はいない。

Furosan_1.jpg 不老山の山頂で予定の「山市場バス停」に向かうか、「駿河小山駅」に出るか、下山してからの交通手段や、全員の余力を見て決めることとしていたが、躊躇なく1時間程度余分に歩く駿河小山コースを選ぶ。

  この山は、1年を締めくくるには良い山だ。何か、考えさせる余裕が与えらる静けさは貴重だ。それに名前がいい。不老とは年の終りに、理由は分からないがなにかいい気分になる、そんな気がする。

 また、来年、できることなら全員でどこかで総会に続く忘年会をして、忘年山行をして、また、新しい年を迎え、また山に登り続ける進取の気鋭を失わないでいたい。

 こうして一歩一歩近づくのだとは思いたくない。体の悪いところは忘れて、いいところだけを見て、今できることを精いっぱい挑戦していこうと思う。それがいい。

  • 参加者
    洋子、善右衛門、美保、勝巳、伊久枝、世義、きみ子、吉生、幸子、計9名
  • コースタイム:(着/発) 徒歩5時間 快晴、風やや強し
    あしがら荘(/8:30)――浅瀬登山口(9:00)――吊り橋――世附峠――不老山南峯(11:00)――不老山山頂――第一の鉄塔(12:00/昼食)――第二の鉄塔(12:20)――300段階段(13:30)――生土、国道(14:00)――JR駿河小山駅(14:30)――松田駅――小田急松田駅(15:30)――海老名駅(16:00)(解散)

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このページは、akirafが2009年12月27日 13:47に書いたブログ記事です。

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