No.206 第2回体力測定登山・明神ヶ岳(1169m)奥の院コース山行(2008.5.2)

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Myojin_2.JPG(リーダー記録 恒雄)

 第2回目となる会記念事業の本山行は、昨年の第1回目と同じ要領で行った。昨年の山頂は時間と共に靄が立ちこめ眺望が消えたが、今年は先ず先ずの天候に恵まれ、GW直前の見通しは晴天。月末頃より変わり始め、前日からは午後より雨の予報になった。当日実際は、横浜市内でも夜明け前から雨のところも出てきたが、参加者がほぼこのコースを熟知している、長時間のコースでないこと、雨中山行のトレーニング等々を勘案し予定通り実施した。

Myojin_1.jpg 集合が揃わず、登山開始が若干遅れたが、平均約2時間少々で山頂に立った。この天候ゆえに、さすが入山者は皆無。何時も賑わう山頂は、健ハイメンバーが独占した。雨が降り続くため、休憩もそこそこに適宜下山を始め、平均約1時間半くらいで戻り、予定時間より早く終了し、解散した。

  • コース
    大雄山最乗寺駐車場(集合、解散場所)―奥ノ院―明神林道横断―稜線(明神―金時縦走路)―明神ヶ岳の往復
  • 記録
    集合8:50、登山開始9:05--9:20、明神ヶ岳山頂着11:11--11:36、明神ヶ岳下山開始11:17--11:36、登山終了12:50--13:23、解散13:50
  • 気温 横浜市内6時:18℃、山頂11時30分:12℃
  • 天候 雨
  • 参加者
    恒雄、洋子、善右衛門、勝巳、才美、伊久枝、紘正、文子、茂、きみ子、昭、幸子、以上12名

Myojin_3.JPG(記録担当 きみ子)

 天気予報では午後から雨ということだったが、空は重くどんよりとしている。

 リーダーの説明のあと、9時10分に出発。幸いなことに天気は持ちこたえてくれて、新緑が美しい。ナルコユリやチゴユリ、スミレなど、なかでもシャガの群落が素晴らしい。

 小さなガレ場を過ぎて稜線にさしかかる頃から霧が次第に濃くなってきた。頂上は何も見えず、早々に引き返した。全員が最乗寺駐車場に着いたのが、1時20分。それを待っていたかのように雨が本格的に降り出した。その中で完歩を祝して、ワインのたっぷり入ったフルーツポンチがふるまわれ、散会した。

【参加者の所感】

恒雄

  1. 初回は道迷いなど起こしたケースがあったが、2年目は習熟度が加わり、この種のトラブルがなかったことは進歩だとおもう。
  2. 緊急時のホイッスル、携帯電話等のお世話にならなかったことは、たいへん良かった。
  3. 行動開始前の身体の解しは各自に任せたが、出発に気が走り、全般的には足りなかったのではないかと感じた。また、帰着後は雨もあったためか、バラバラに下山したためもあり、省略した。次回は是非時間をかけて実行すべきと反省した。
  4. 記録は「次年以降の参考に個人保管」が現在の決めであるが、個人保管はともかく、参考→有効活用への方向づけを考えてはどうかと思う。
 

洋子

地形図と標識を頼りに自分のペースで登山なんて初めてで、ドキドキでした。実際は人影が見えなくなると不安で、ついついオーバーペース。休憩もろくに取らず、お弁当も開かず・・・やはり最後は足がガクガク。終わってみれば反省だらけの、でも貴重な、楽しい経験でした。

 

善右衛門

昨年の体力測定山行は道標設置の確認と荷物の背負う重量で自己の体力の認識でしたが、今年は弁当と雨具でしたので昨年との比較は天候の差です。ワインのたくさん入ったフルウツポンチ大変おいしかったです。

勝巳

恒例になった体力測定もこれからが意味のある施策。年々、頭だけは若いのに体が若くないことを痛切に自覚させられる。自分たちで建てた道標は、このコースが専用の自家用みたいな気がして心豊かになる。湖などの、個人的なビーチを金持ちが持っているがそんな数メートルのものでなく、キロ単位でのプライベートビーチと思うと大金持ちの気分で爽快だ。まあ、無理せずに、自分をよく知って、適当に登ればいい。本来、山登りはそういうものだ。競ったり、他人が決める100名山などにこだわることはない。ともかく、安全第一、ゆっくり、長く山を楽しもう。体力測定は、年に一度、自分を冷静に確認するセレモニー。登山はいつでも真摯に、謙虚であり続けたい。

伊久枝

体力測定山行の今年と昨年の差は1?2分程度であったが、今回は初単独(?)の気分で一人で登り下りした。

仲間が前後にいるとわかっていても、山の中での一人は恐怖心が勝ってしまい、急いだりしてペースが乱れた。やはり仲間とともに楽しむ山行が一番!!

 

紘正

昨年は病後(脳梗塞後1ヶ月)であったが、足だけは動いた。「今年こそ」と力んだ事が裏目に出て、腰痛の為、家内共々場外参加となった。

それでも、途中まで身体に相談しながら歩いた事が良かったのか、腰痛も数日で治り、12日には1.5Rのゴルフを消化した。気をよくして、今日はストック2本を新調した。

これで、MRIの検査結果・赤城山の調子が良ければ、健脚コースの雨飾山山行に参加したい。

文子

今年は、主人に付き合って(???)場外参加に終わりました。でも、安全なコースで、体力測定には格好の場所だと認識致しましたので、来年はそれなりの準備と意識をもって参加したいと思います。

きみ子

昨年もそうだったが、稜線に出るまでがきつかったが、今年もここで千代の富士(体力・気力の限界!!) が、ひときれのパンが私に力を与えてくれた。

 "マイペースで歩き、休み"とはいうものの、その配分ができなかったのだと、反省しています。

 

恒雄リーダーからの指名で、第5地点に臨時道標を設置するため、茂さんと先行した。登りは快調で、2日前に金時に登った疲れも感じないで、昨年怪我をする前に登った時とほぼ同タイムで登頂した。が、それがいけなかった。下りは持病の左ひざが痛み出し、後続の方に次々道を譲り、最後の奥の院から駐車場までのコンクリートの下りでは右ひざまで痛くなる始末。2本のストックに体重を委ね、両ひざの痛みを軽減しながら、ようやくゴールに到着。

ちょっと調子が良くなると、すぐに治ったものと勘違いしてオーバーペースになったのが敗因と、反省しきり。どうしたら長持ちさせることができるか、そして同行の皆さんにご迷惑をかけずに登山を続けられるか、それが私の喫緊の課題です。

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コメント(1)

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皆さん、面白い山行をしていらっしゃいますね!! これは、来年への体力作りのモチベーションにもなり、素晴らしい企画と思われます。

実は、昨日ジュネーブの領事館主催でスポーツ科学専門の福岡大学の教授の講演を聴きに行きましたが、非常に面白い内容でした。健康を維持するためにはいくつになっても運動をすることが大事だと科学的に証明されているのです。健ハイの皆さんのことを思い出しました。これからも、どんどん山行に励んでください。でも、タイムを気にして無理する必要はないのです。ニコニコペースが大事なのだそうです。

賢く走るフルマラソン―マラソンは「知恵」のスポーツ
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中 宏暁
1947年生まれ。東京教育大学体育学部卒、医学博士。福岡大学スポーツ科学部教授、福岡大学スポーツ健康科学研究科研究科長。専門は運動生理学で、肥満・動脈硬化性疾患などの疾病の治療と予防・健康増進・競技力向上に有効な運動処方に関する基礎的、応用的研究が主なテーマ。1970年より福岡大学体育学部運動生理学研究室に所属し、同研究室の進藤宗洋教授とともに『ニコニコペース』のトレーニング効果を発表。同研究室は、「ニコニコペース効果とその効用を世間一般に知らしめ、ランニングなどのエアロビクス運動ブームの理論的背景となった」功績で、第5回ランナーズ賞を受賞した。自ら46歳よりマラソンランナーとして活躍している。

健康作りに興味のある方は、一読の価値ありと思います。
ゆきより


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このブログ記事について

このページは、akirafが2008年5月13日 08:41に書いたブログ記事です。

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