天気は晴れ。富士山が車窓から出迎えてくれる。美佐子さん久々の参加。
8:10小田原からバスで湖尻方面へ。当然のことだけど、箱根登山鉄道に沿った路線をバスは快調に走る。篭清の博物館、風祭の地名、湯本、ユネッサンと名を変えた小涌園の施設、あ、芦ノ湖が見えてきた。なんだか修学旅行で観光バスに乗っている気分。
湖尻を過ぎ箱根園の手前でバスを降り、20分ほど戻ってから神山登山口へ。 岩や露出した木の根が錯綜する山道を登っていく。明るい林が続くが、かなりの段差である。紅葉はいまいちだが、それでも穏やかに紅葉している。なかにはっとする朱や黄色が出てきて目を楽しませてくれる。樹林の切れたあたりから、明星、明神、金時山などおなじみの山々、勿論富士山も。足元には湖がみえる。
【神山】 登り始めは人がいなかったのに、頂上に着いたら「どこから来たの」と言わんばかりにいくつものグループがいる。三角点のそばに天照大神を祀った祠がある。そばに神山のいわれを書いた看板が二つに折れておいてあった。その上の部分をちょっと拝借して記念撮影をする。
【冠ヶ岳】 昼食休憩のあと冠ヶ岳へ。頂上から急に下って、分岐まで出る。目の前にとんがり山が見える。茂みの中を10分ほど歩くと冠ヶ岳の頂上だ。もと来た道を戻って大涌谷に向かっていく。
【大涌谷】 下るにしたがって硫黄のにおいが強くなってくる。広い大地のあちこちに噴煙が上がっている。茶色い荒れ果てた風景が広がる。こんな風景も山の上から眺めるから分かることで、いきなり「大涌谷」に行っただけでは全体像はつかめない。
大勢の人たちがたむろしている場所からふと目を転ずると、さっきの冠ヶ岳が姿を変えて見えている。とんがり山だったのに、今は、むかしの武人のかぶる烏帽子の形をしている。見る場所によってこんなに違うのねと思う。
大涌谷に下りて、温泉卵を食べる。黄身がほくほくしておいしい。一個食べると7年寿命が延びるそうだ。たくさん食べたいような食べたくないような。
14:20大涌谷のバス停から一路小田原へ。「思いがけず早く乗れてよかったね」と思いきや大渋滞につかまってしまった。
- 日時:2007.11.12日(月)
- 参加者:
孝儀、善右衛門、勝巳、才美、伊久枝、紘正、きみ子、昭、美佐子、以上計9名 - コースタイム:(着/発)
小田原駅(7:50/8:10)......(バス)......ピクニックランド......登山口(9:50)......十文字(11:15/11:35)......神山山頂(11:55/昼食・休憩/12:20)......冠ヶ岳山頂(12:30/13:05)......大涌谷分岐(13:30)......大涌谷(13:55/14:20)......(バス)......小田原駅(16:30/)
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